静電容量とコンデンサー
静電容量とその関連概念を理解しよう
覚える公式:静電容量の基本公式
- 1. 静電容量: \\( C = \frac{fS}{d} \\) [F]
- – \( C \): 静電容量 [F]
- – \( d \): 電極板の間隔 [m]
- 2. 電荷: \\( Q = CV \\) [C]
- – \( Q \): 電荷 [C]
- – \( V \): 印加電圧 [V]
- 3. 静電エネルギー: \\( W = \frac{1}{2} CV^2 \\) [J]
- – \( W \): 静電エネルギー [J]
静電容量の学習のポイント
- 静電容量\( C \)の求め方
- 静電エネルギーとは
- 静電容量と抵抗の関係
- 電位の定義
- 金属球の静電容量
1. 静電容量\( C \)の求め方
電界の強さは \( E = \frac{V}{d} \) [V/m] と表され、電束密度は \( D = \frac{Q}{S} \) [C/m^2] となります。これを組み合わせると、静電容量は以下のように表されます:
\[
C = \frac{fES}{d} = \frac{fQ}{Ed} = \frac{fS}{d} \quad [F]
\]
電極板というのは、二枚の平らな板のことを指します。これらの板の間には、電気をためる能力があり、これを「静電容量」と言います。この能力は、板の大きさや、板の間の距離、そして何の材料で出来ているかによって変わります。公式で言うと、( C = \frac{fS}{d} ) という形になります。
2. 静電エネルギーとは
バッテリーやコンデンサには電気をためることができます。このとき、ためられる電気のエネルギーのことを「静電エネルギー」と言います。このエネルギーは、どれだけ電気をためるかと、どのくらいの強さで電気を送るかによって変わります。
静電容量に蓄えられるエネルギーは以下の式で表されます:
\[
W = \frac{1}{2} CV^2 = \frac{1}{2} QV = \frac{CQ^2}{2} \quad [J]
\]
3. 静電容量と抵抗の関係
電気が流れる時に、進むのを邪魔されることを「抵抗」と言います。コンデンサやバッテリーの中の物質が、電気の流れをどれだけ邪魔するかは、その物質の特性によって決まります。そして、この「抵抗」と「静電容量」の間には、下記の関係があります。
静電容量 ( C ) [F] と電極間(誘電体)の抵抗 ( R ) [Ω]、誘電率 ( f ) [F/m]、抵抗率 ( t ) [Ω・m] とすると次の関係があります:
\[
CR = ft
\]
4. 電位の定義
電気が流れるとき、一つの場所から別の場所へ移動することができます。このとき、どれだけの「力」で電気が動くかを「電位」と言います。例えば、山の上からボールを転がすと、下り坂なので速く転がるように、電気も高い場所から低い場所へと流れます。
電界中の任意の1点 ( P ) の電位 ( V_P ) は、+1Cの電荷を無限遠の地点から ( P ) 点まで運ぶのに必要な仕事(エネルギー)で表されます。電界の強さがベクトル量であるのに対し、電位は大きさのみの量(スカラー量)です。
5. 金属球の静電容量
大きな金のボールを考えてみてください。このボールには、電気をためる能力があります。この能力は、ボールの大きさや、どんな場所に置かれているかによって変わります。
半径 ( r ) [m] の金属球が +( Q ) [C] の電荷を持ち、誘電率 ( f ) の場所に置かれているとき、金属球の電位 ( V ) は次式で表されます:
\[
V = \frac{Q}{4rf}
\]
そして、静電容量 ( C ) は:
\[
C = \frac{Q}{V} = \frac{Q}{\frac{Q}{4rf}} = 4rf \quad [F]
\]
まとめ
- 静電容量、電荷、静電エネルギーの基本公式とそれらの関係を学びました。
- 電界の強さ、電束密度、抵抗と静電容量の関係、電位の定義、金属球の静電容量などの概念を理解しました。
- 公式を暗唱できますか?
-
A.解答
静電容量の公式1:\( C = \frac{fS}{d} \)
静電容量の公式2:Q=CV
静電エネルギーの公式:\( W = \frac{1}{2} CV^2 \)
電界の強さ公式;\( E = \frac{V}{d} \
- 電位とは何ですか?
-
電位は、特定の場所まで電荷を移動させるのに必要なエネルギーを指します。特に、+1Cの電荷を無限遠からある地点まで持ってくるのに必要なエネルギーをその地点の電位と言います。
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